『高窓の家』新提案です!

新築住宅の提案をさせていただきました!中小規模の建物が立ち並ぶ長方形の細長い敷地で南側はアパートの共用廊下から丸見え、北側は広い道路に面しているので夜まで騒音バリバリという強敵です。ただ強敵ならその分倒し甲斐もあるということで必死に考えました!
南側については大きな窓を設けても丸見えなのでカーテンしめっぱし確定、庭を設けても2階の共用廊下から見下ろされるようになるのでそんなところで寛げなさそうだし、そもそもカーテン閉めっぱなしなのに庭をつけても意味がない、ですね。
そんな敷地に4人家族のお施主さんの要望はとにかく換気、風が大好き、そしてそれぞれの時間を楽しむことができる個室4つという内容です、個室を小さくリビング広くという住まいを考えてきましたので個室を充実させるというのは久しぶりで楽しみなオーダーです。ただ、居場所がリビングか個室かという2択になってしまうのは避けたいところですね。

そして提案させてもらいました。『高窓の家』です。大きな屋根が特徴的な2階建の建物で、ずらっと並んでいるのが2階に設けた高窓になります、アパートからのプライバシーを守りながら光を取り込むことができます。ごめんなさい、残念ながら庭をつくることは難しかった・・・

なんて寂しいことはいいません。笑 大きな屋根が飛び出ている部分、北側にちゃんと屋根付き庭を確保しています。南から光を取り込み、リビングを介して北側の庭に届けるということを考えました、まさに外と外でサンドウィッチ状態です!
ここは物干しスペースや玄関アプローチにもなっていて、さらにこの屋根が壁となり広い道路からの騒音を低減する役割も担っています。そしてさらに上から下、下から上に勢いよく風が流れるようになっています!

リビングのイメージですが、2階の高窓から入った風が屋根の形状を滑るように1階の窓に抜けていくイメージができます。高低差がある窓配置は風の抜けを加速させるんです!

広い道路からはなかなかのインパクトですね。音を低減するためという機能的な部分も持ち合わせていますので見た目良し中身良しの最高の建物に仕上がってます!

4つの個室に関してはそれぞれの部屋の前に+αのスペースを設けることを提案しました。各個室の延長でもあるしリビングの一部にもなるようなどっちつかずのスペースです。高さの違うちょこっとしたスペースが右左にあり、いるのはわかるけど何をしているかまではわからない、そんな個人の匂いがするスペースでリビングをつくれたら個の様々な顔が出て面白いだろうし面積も兼用できるので全体をコンパクトにできます。なによりリビングか個室かという2択以外の選択をすることができるんですね。スキップフロアという高さを変える形式はとても優秀で家族にほどよい距離を提供してくれます!
個人的にですがダイニングテーブルで勉強するのは監視されてるみたいできつい、ただ個室に行ってしまうと勉強しない 笑 そこで高さを変えてみると適度な距離感が生まれてちょうどよいんです!

これは提案した動画の一部ですが、本当にわかりやすくて伝えやすいです!設計する流れのシートと模型、そして編集動画、これを使っての提案は相違がほぼないのでスムーズに進みますね。こういう段差だらけの家を提案する場合、平面図や断面図を書いても立体的には伝わらないしあれこれ悩んでいましたが本当にいい時代になりました 泣

『高窓の家』プライバシーに配慮した高窓を設けて南側の光を取り込み北側の庭に届けつつ、大きな屋根が道路からの音を低減し風の流れをつくりだします。+αのスペースが家族にほどよい居場所をつくり存在を感じられる程度の適度な距離感をつくりだしてくれます!リビングでは近すぎ、個室では遠すぎ、その間は重要です!

また進みましたら載せていきますねー お楽しみに!

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