2024年もパパッと始まりまして今日で22日が経過しました。早すぎますね。なんてここのところこのネタしか話していないような気もしますが、それは置いといて、今回は地盤調査を行いました。
もうご存知の方も多いと思いますが、建物を建てる前に地面にどれだけの強度があるのかを調査をします。その結果で杭をいれたり硬い地面に改良したりします。
こんな機械で地面をぐりぐりやって4つの角と真ん中の合計5箇所の強度を測定していきます。私は心配性なので毎度調査に立ち会うのですが、今回の敷地は補強の可能性はほぼなさそうなのでとりあえず一安心です。
この地盤調査ですが、費用のからみが難しくていつも頭を悩ませます。もし補強工事必要になった場合、その余計な出費?余計ではないのですがその費用をどこから捻出するのか難しいです。
地盤補強はどれだけ安く考えても50万円以上はかかります。それを建築予算に含めるのか、それとも別でとその分考えるのか。。。
建築予算に含めるとなると設計していたものにそれなりの変更が生じますし、別ででるにしても本来は残しておきたかったお金がなくなることになり、それはそれでお施主さんの心配が増えますよね。
じゃあ、最初から補強費用を予算に含めて設計して、補強がなければその分違うところに回せばいいのでは?
ですよね、確かにそうなんです。が、それだったらその分も含めて建物を大きく設計したりリビングを高く大きく設計したかったな、というのが本音です。。。
予算内でその敷地に対して最高の提案をするのが仕事なので、予算がもう少しでるのなら、違う形になっていたという心残りはありますよね 笑
もちろんキッチンやお風呂、洗面台、壁紙、窓仕様、その他もろもろ。などの選ぶものに関しては自由ですのでグレードを上げることはできますが、あとからでも変更可能な仕上げや仕様ではなく建物自体のグレードを上げることがいい家につながると個人的には考えています。
ずらずらと書いてきましたが、とりあえず今回の地盤に問題なさそうなのでよかったです。
絶対に必要になる費用ならいいのですが、必要ないかもしれない可能性もあるので設計事務所にお願いする前に、工事予算に含めるのか、それとも含めないのか、もしくは内緒にしておくのかなどご家族で話し合っておいてもいいかもしれませんね。
三角形の変形地にローコストで建物を建てるため、小さな材料で組み合わせられる小さな四角形をたくさん並べて敷地にフィットさせました。真ん中に光と風を取り込みリビングの延長として使用できる路地空間付き。そんな豪華な『ジグザグハウス』
楽しみにしていてくださいねー