『ジグザグハウス』住宅の新提案です!

あっという間に12月。30代も早く感じていましたが、40代はもっと早かった。そして50代はさらに早い。。。らしいです。よく体感として1年は『1/ 年齢』のスピードと言いますが、まさにその通りで、今44歳なので1/44です、確かに小学生のころや中学生の3年間は長いように感じましたが、講師をしている学校の3年間はものすごいスピードで流れていきます。あれ?○○さん、もう卒業???本当にこんな感じです。笑
事務所も来年は15年目ですからね、早い。まあそれだけ充実している日々を送っているということで。。。?

前置きもほどほどに本題です。メールより勇気をもって問い合わせをいただきましてありがとうございます。話してみるととてもラフです。笑 今回も変形地とローコストがテーマの依頼です。予算やらその他もろもろの理由で我慢して既製の住宅を買うならその前に一度ご相談ください。時間はかかりますが想像を超えるものをご提案します。

今回は、住宅地のはじっこにある三角形の変形地に、住まいと地域の方に開放された趣味部屋のある併用住宅の計画です。ここでの難しい問題は2つありました。
1. 住宅にはプライバシーが必要ですが、逆に趣味部屋はオープンにしたい。その相反する要素をどう計画するか。
2. 三角形の変形地にローコストの住まいをどうつくるか。敷地の形状に合わせて斜めにつくっていくと予算がオーバーしそう、かといって四角形でつくると余白が多くて敷地に無駄が。。。駐車場も3台。どうするんだー

で。考えたのが四角形は四角形でも小さな四角形を敷地にそってジグザグに並べるというもの。2m〜3mの四角です。小さい四角形は敷地にフィットしますし、たくさん流通している材料を使えるのでコストも抑えられるという一石二鳥のアイデアでした!さらに敷地に沿って並べた中央の列を路地としてくり抜いてみると、住宅と趣味部屋を分けられるしオープンな雰囲気になるし素敵なアプローチもなるし、住宅部分にプライバシーがつくれるし、そこから風や光を取り込めるし、いいことづくしの展開になることがわかりました。

おまけでベンチを作ってあげたら学校にいく登校班の待合場所になったり、近所の方と井戸端会議をするスペースにもなります。なによりこういう場所があると自分の住む地域の雰囲気がよくなり住みやすくなりますよね。

右側の白い箱が趣味部屋ゾーン、左側のグレーと木の箱が住宅ゾーンです。この路地スペースですが、外なので床を張るわけではないし断熱材もなし、壁も天井もなし。そうです。お金がかからないくせに、広がり・光・風・プライバシーを守ってくれる最高のスペースなんです。

今回は、小さい四角形の組み合わせにコスパ最高の路地空間を挿入してローコストの住まいを創ります。
また進みましたら載せていきますねー お楽しみに!

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