-部屋の広さ パート6- 外とつなげる 編

前回、部屋の形により広さの印象が変わるということを話しましたが、今回は外とつなげることで広がりを感じられるようにした住まいを紹介します。この外とつなげるということが〇〇帖という面積だけでは図れない部分にもなります。

今から3年前に完成した『テラスインテラス-リノベーション-』です。最初に住まいを見せていただいたとき、南と西と北にDIYで製作したウッドデッキがぐるりと回っていることに気がつきました。そこで3方を開放して外を少しだけ室内に取り込むことを提案しました。ウッドデッキに沿ってタイルを張り室内と外との繋ぎをつくることで外までを含めて室内かのような気分になります。

リノベーション前。最初の写真の正面の窓と同じ窓です。カーテンをしていますので比べるのは難しいですが、カーテンをしてしまうとあまり広がりを感じないのはわかると思います。外と中の繋ぎをいれることで、安心感がまして昼間はカーテンをしなくても過ごせるようになります。

こちらは南側の窓。今までは窓を境に外と中をわけていましたが。

繋ぎをいれることで、外と中との境界が曖昧になり外まで広がっている感覚になります。

外部まで視線が連続します。緑があふれて気持ちのよりリビングです。外部はほぼいじっていません。こんなにも良い環境があったんですね 笑。今までは外が気になり開けられなかったカーテンも開放しさらに広がりを感じることができました。
あ、前回お話しした部屋の形ですが、ここではL型にすることで奥行きを感じられるようにしています。すべてをみせないことで先がまだ続いているという気持ちにさせるんですね。

新築とは違い住んでいる人が直接比べられるのでリノベーションも別の楽しさがありますね。劇的に変わって喜んでもらえると改めていい仕事だな、って思えます!!!

新築だけでなくリノベーションの提案もできますので、ご興味ある方はお気軽にご連絡ください。このぐらいの予算でもできますか、とか、この土地を考えていて、とか、具体的になっておらずちょっと相談という方も増えてますので。

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