『日光の民泊施設』新提案です!

ゴールデンウィークもあっという間に終わりまして2024年もそろそろ半分が過ぎようとしています。早い早すぎる・・・という出だしが定番になりつつある今日この頃ですが、しっかり提案させていただいております。

日光東照宮から歩いて数分、そして鳴虫山が目の前に迫り来るガケ地のあるワクワクしかない敷地に計画する民泊施設の提案です。メインターゲットは海外の方、東照宮をみてそのまま宿泊という感じです!

パノラマの景色と昔ながらのゆったりとした時間が流れる環境の良さが魅力的な敷地なのでそれを活かしつつ壊さないよう大切に計画する必要がありますね。
ガケに沿って全面ガラス張りにすれば絶景が得られる分、この街並みを壊してしまい地域の方からも受け入れてもらえない気がしますし、かといって周辺に合わせて同じような家を建てても商業施設としてはどうなのだろうという疑問もでてきます。

そこで建物をバラバラに分けて周辺の住宅とサイズ感や屋根の形状を合わせつつ、建物と建物との間から垣間見える景色を歩きながら楽しんでもらうことを考えました。どーん、と見える景色もいいですが、建物の間からチラリとみえる景色も特別感があり場所により違って見えたりなどそれはそれでいいものです。
路地のようなワクワクする場所からアプローチし垣間見える景色のストーリーを楽しみながら客室にアクセスするそんなことを考えました。

勾配や方向をバラバラにしてあえてたくさんの住宅が並んでいるような外観としています。ここに周辺の住宅がはいると馴染みます!

このような建物の隙間から景色が見えるようにしています。手前には広場がありそこからはもちろんパノラマの景色を見ることができます。

隙間から見せるのがポイントです!
最初に敷地をみたとき、迫り来るパノラマの景色に圧倒され、どうパノラマ感をだすかということだけを考えて計画していましたが、あるとき隙間からみせることを思いつきました。建物の間から見える景色はパノラマとはまた違うだろうし景色を切り取ることで色々な表情をもたせることができますよね、なによりここでしか見ることのできない特別な景色を作り出すことができます!

この場所には東照宮から歩いてアプローチする方がほとんどです。道路から分岐して路地を進むと、ちらり ちらり と表情が変化する景色を垣間みながら客室にアクセスします。宿泊する方でないと味わえないストーリーのある景色です!
また進みましたら載せていきますねー お楽しみに!

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