三角形の変形地に趣味部屋をもつ併用住宅の計画です。
1. ローコストで建てたい
2. 三角形の変形地
3. 道路にする住まいのプライバシー
4. 駐車場3台
ローコストの建物を実現するため小さな材料で済む小さな四角形をたくさん並べて敷地にフィットさせました。建物の真ん中には路地空間を設け道路からのプライバシーに配慮しつつ光と風を取り込む豪華仕様です!
1回目のベース部分コンクリート打設が終わりまして、2回目の立ち上がり部分のコンクリート打設に向けて型枠を組んでいきます。
そして立ち上がり部分のコンクリートを打設し固まるまで待てば基礎工事はほぼ終了です。
こちらは趣味部屋になる部分ですが離れとしてつくっています。メインの建物との間に路地空間を設け光と風を取り込みながらいい塩梅の距離を保てるようにしています。
少し基礎形状の話をさせてもらうと、この基礎と前2枚基礎の形が違うのがわかりますか。前2枚はもうすっかりメジャーになりましたベタ基礎と言われるもので、最後の基礎は布基礎と言われるものです。どちらの基礎がいいのかと聞かれると答えるのが難しくて、強度を考えるとベタ基礎のほうがいいのですが、高ければいいってわけでもなくて無駄に強度を高くしたところでコストアップにつながりますし、床をコンクリートにしたいとか、設備などの配管の施工性まで考えるとその時によって最適な基礎の形状は変わってくると思っています。
もちろん地盤調査のデータに基づき安全を確保した上で基礎も採用しています。基礎の値上がりもすごいのでこういうところも含めコストを削減できるところはすべて検討したいですね!
次回はいよいよ建て方です
お楽しみに!