カフェ・寮・店舗などが入る複合施設のリノベーション案です。
3階建てで面積も大きいため手始めにメインとなる交流をうながすフロアの提案しました。
敷地のすぐ横を那珂川が通り、緑あふれる自然豊かな場所にたつ建物でしたので、
一本の大きな川をメインの軸として、それに寄り添うようにウッドデッキを配置
しました。(グレー部分が川です。)
川はテーブル、ウッドデッキの通路は椅子のイメージですが、川をソファのような
柔らかい質感のものに変えてあげるとテーブルの上を小上がりとしても使えるよう
になり、平面のうねうねだけでなく、高さ方向も含めて居心地の良い場所の選択が
増えます。木の上から見下ろしたり、穴に入ってこもったり、自然には好奇心を
そそる居場所がたくさんありますからね。
場所の好みがあう色々な人と様々な場所で交流してほしい、そんな想いをこめた
提案です。
テーブルがテーブルではなく椅子が椅子ではない、考え方は無限に広がります。
さまざまな人が交流し、ここから新しい何かが生まれるにはもってこいの場所ですね!
丸いテーブルは手で持ち運びできるお盆になっていて、水の波紋をイメージしています。
那珂川という大きな川で波紋のようにあちらこちらで会話が生まれ広がり、そして
その波紋がつながりさらに大きな波紋を生むんです。
『Leu.』-ひととなりが交わる場所- 実現できるよう頑張ります!!!
お楽しみに!