日光東照宮から歩いて数分、そして鳴虫山が目の前に迫り来る崖地+狭小地+変形地というワクワクしかないオプション満載の敷地にたつ旅館3室の計画です。
提案記事コチラ→https://in-de-code.net/column/13996/
建て方から数ヶ月経ちました日光旅館、現在は外壁の工事と内部の下地の工事が進行中です。その様子は後日お伝えするとして、今回は材料の選定という名目でいわゆる大人の遠足をお施主さんとしてきましたのでご報告します。
外部から内部にいたるまで工業製品で溢れかえる現代ですが地元で採れる自然の石や木を使いたいという方、意外と多いと思います。そんな地元の石、木、紙、加工場に至るまでばっちり見学してきましたよ!
今、日光は東照宮を訪れる外国人で溢れかえっています。せっかく栃木県にきたのなら県を代表する素材を知って体感してほしい、ということを考えました。

まずは大谷石をみてきました。帝国ホテルに使われた石です。石は冷たいイメージが先行しますが、こちらの大谷石は温もり溢れる表情をしていますので癒されます、しかも調湿、消臭作用もあり旅館にはもってこいの素材です!
採掘場も圧巻でとてもよい時間でした。
一般の方も見学できますので是非行ってみてください→カネホン

普通に張ってももちろんいい石なのですが、今回は割れてしまったり使えない石を集めて壁に張ることを考えました。私のもったいない精神がSDGsの今の時代にぴったり当てはまった感じです!割れてしまった小さなかけらも集めて並べるとランダム感がとてもいい感じ、そりゃ元がいいから当たり前ですね 笑
ご協力くださいましたカネホンさん本当にありがとうございます!

次は、化粧の柱を選定しに材木屋さんに。日光ヒノキというスタンプを確認して満足そうなお施主さん!数十本ある中から木目や色など好みのものを選びました。ずっと残るものですから相当悩んでいましたね 笑


柱を選んだあとは製材所へ。どのような過程で柱になるのかを見学しました。こちらは興味があっただけですので本当の遠足です 笑
ウッドチップがとてもいい香りで旅館の庭にまくといいのでは?などよさそうなアイデアももらいました。製材所で働く人のほとんどが花粉症という意外な事実を知ることもできました


最後は、烏山和紙をみてきました。満月を思わせる照明器具や手の跡残る素材は旅館にはぴったりです!旅館に着いてこの照明がお出迎えしてくれたらほっと一息、旅の疲れも吹っ飛びますよねー
この和紙先ほどの大谷石と合わせて貼りたいと考えています。
木は日光、石は大谷石、紙は烏山和紙どうなるのか今から楽しみです!
今回は工事の様子を一旦ストップして大人の遠足の模様をお伝えしました。工業製品で溢れかえる現代ですが、自然のものが少しあると気持ちに余裕がうまれます。木目をみて癒されたり石の表情をみて落ち着いたり。ふとした時に深呼吸ができる余白があると生活も豊かになりますね。
自然のものにも工業製品にも、もちろんどちらにも良さはありますので適材適所使って行けたらいいですね!
おおよそ外壁ができてきましたので、次回は外観の模様をお伝えできると思います!お楽しみにー