日光東照宮から歩いて数分、そして鳴虫山が目の前に迫り来る崖地+狭小地+変形地というワクワクしかないオプション満載の敷地にたつ旅館3室の計画です。
提案記事コチラ→https://in-de-code.net/column/13996/

外観が見えてきました。周辺環境に合わせて小さな家が寄せ合ってできたたたずまいです。バラバラにすることで建物の大きさを抑えて周辺に馴染ませています。この上に仕上げの塗料を塗ります。色については何色かサンプルを用意して現地に照らし合わせながらお施主さんと決定します!

客室も徐々にできてきました。天井の木がリズムよく並んでいますが、3室ある部屋すべて違う仕様としています。景色も違えば内部の仕様も違いますので全3室、すべてコンプリートしないとダメですね 笑

こちらは一番大きな客室にある離れのお風呂です。今回はハーフユニットバスという浴槽を採用しました。ハーフというだけあって昔ながらのお風呂とユニットバストの良いとこどりをしています。昔のお風呂はタイルや木など仕上げが豊富でリラックスなお風呂時間を得られますね、しかしタイルの割れや剥がれによる水漏れがあり湿気により土台が腐ってしまうというデメリットもあります。ユニットバスはパネルで構成されているため水漏れの危険性は限りなく少ないですが、パネルなので色程度しか選ぶことができません。
このハーフユニットは膝ぐらいまでが水漏れの危険性が少ないユニットバスで、その上は自由に仕上げを選ぶことができますので壁や天井はタイルや木などを貼ることができます。今回は旅館ということもあり癒し効果抜群のヒノキを壁にはりました!
見た目も、そして匂いもいいです、この山の景色を見ながらお風呂に入れば旅の疲れも吹き飛ぶでしょう!
次回は足場が外れた状況をお見せできると思います!お楽しみにー