中小規模の建物が立ち並び東西に伸びる細長い敷地で南側には2階建てアパートが迫り共用廊下から敷地が丸見え、北側は広い道路に面しているためプライバシーと騒音が気になる立地です。
そこで私が考えたのは2階南側の高窓から光と風を取り込み大きな屋根を介して1階の北側まで届けるというもの。長く伸ばした屋根が騒音も遮ってくれます!
過去リンク→『高窓の家』

柱など木の加工は工場で行い現場に運ばれるので、設計図をもとに加工工場の方と事前に打ち合わせをしサイズや形状、位置などを決め加工にはいります。重要じゃない工程はありませんが、この事前打ち合わせは重要で、間違っていると柱が立たない、土台が設置できないなど、恐ろしいことになってしまう可能性がありますので細心の注意をしながら進めています。

綺麗に土台が配置されました。土台と基礎をボルトでがっちりくっつければ完了です。
土台の下に黒いスペーサーが見えますが、風が通るようになっていて床下の換気をうながします。今までは基礎の一部を切り欠き格子をいれ風の通り道としていましたが、基礎を切り欠くというのはあまり良くないということからこの形状になりました。

スペーサーのおかげで切り欠きなしの綺麗な基礎に仕上がってます。土台も所定の位置に配置されました。
土台敷き工事も終わりまして次はいよいよ骨組みを組み立てる建て方という工程になります。細心の注意を払い図面をチェック、そして仕上げてきましたのでドキドキワクワクの瞬間です。
お楽しみにー