三角形の変形地に趣味部屋をもつ併用住宅の計画です。
今回は距離について考えたことを話していきたいと思います！
ジグザグハウスは三角形の変形地に建っていて、そんな敷地は計画がしにくい、室内も使いにくい、車も止めにくそうなどなど悪いイメージを持たれる方も多いと思います。ただ逆にプラスなこともあって、四角形より端から端が長かったり、隣の敷地とズレるので適度な距離を持たせることができます、そして変形地ゆえ土地の値段が比較的安価に買えることが多いです。
長い距離がある、お隣さんと距離がはかれる、値段が安価。プラスの要素を考えると変形地も魅力的に感じてきませんか。
敷地の良さを活かしながらお施主さんの要望を叶えるのが仕事ですので、この長い距離を活かすことを考えました。
「個室→リビング→洗面所→ウォークインクローゼット→個室」この流れを家の端から端まで一直線に配置して距離を感じられるようにしました。この距離は相当広く感じますし、広いです 笑
今度は逆方向からのアングルです、「個室→ウォークインクローゼット→洗面所→リビング→個室」この流れです。コンパクトな住まいでも距離を見せることで広く感じることができます、個室を両側に配置しているため、家族間にも適度なプライバシーを確保することができます。
変形地でも長所を見つけて活かしていけば、整形な土地より自由で楽しい住まいをつくることができると思います。
住まいに対する考えはそれぞれ違くて住み方も違うわけですから、自分らしく！
変形地に魅力を感じているけど悩んでいる方がいましたらご相談ください、場所の良さを見つけて楽しい住まいを提案できると思いますよー
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要望と全体的な提案内容
1. ローコストで建てたい
2. 三角形の変形地
3. 道路にする住まいのプライバシー
4. 駐車場3台
ローコストの建物を実現するため小さな材料で済む小さな四角形をたくさん並べて敷地にフィットさせました。建物の真ん中には路地空間を設け道路からのプライバシーに配慮しつつ光と風を取り込む豪華仕様です！