三角形の変形地に趣味部屋をもつ併用住宅の計画です。
1. ローコストで建てたい
2. 三角形の変形地
3. 道路にする住まいのプライバシー
4. 駐車場3台
ローコストの建物を実現するため小さな材料で済む小さな四角形をたくさん並べて敷地にフィットさせました。建物の真ん中には路地空間を設け道路からのプライバシーに配慮しつつ光と風を取り込む豪華仕様です!
グレーの箱と木の箱、そして路地があり白い箱とジグザグのリズムを外壁の素材や色で表現しています。前回も書きましたが、平面ができあがってから外観を整えようとすると難しいので平面と同時進行で外観の高さなども検討しています。
事務所では3Dで図面を書いているので本当に便利になりました。平面を考えて立面を作っていくのとは違い、平面段階から立体的に建物を立ち上げてぐるぐる回しながら3Dで検討します。もう少し低くしたり高くしたりなど調整しながらすべての図面の精度を徐々に高めていくというイメージです。
お施主様にもぐるぐる回しながら説明できるので、こんなはずじゃなかったという食い違いも無くなりました!
建物アプローチのすぐ横にベンチと植栽を設けました。趣味部屋があり人を招く場所にもなりますのでウェルカムな雰囲気がでますね、そしてこういうベンチがあると登校班の待ち合わせ場所になったり、近所に友達がきてかき氷を食べたりと提供できる場所になると考えました、今はあまりありませんが昔でいう縁側のような場所です!
ここは新しい分譲地の一角にたちますので、この家もある意味分譲地の雰囲気づくりをしているといっても過言ではないので 、このような場所があることでこの地域はなんか雰囲気いいなぁ、ゆったりとした時間が過ごせそうだな、というイメージになり、同じ考えを持った人が地域をつくっていくことにつながっていくといいなという考えです。
住む人が少しでもいいので地域に対しこういう場所を提供していくと結果として自分たちが住みやすい街になっていく気がします。類は友を呼びますからね!